
私が入れ歯と気付いている人はほとんどいませんね

山根
吉田先生に作っていただいたドイツ式ブリッジのお陰で、何を食べても美味しく、今年の猛暑も乗り越えられそうです。
吉田
それはよかったですね。山根さんのドイツ式ブリッジは、もう作ってから10年はたちますよね。
山根
はい、ドイツ式ブリッジは、車と同様機能性に富み、見た目もよくて、さらに丈夫で長持ちします。
吉田
(笑い)車づくりと同じで、ドイツ人が作る入れ歯は合理的にできています。日本の入れ歯で普及しているクラスプを使用する入れ歯は、前から金属のバネが見えるため審美的に違和感があり、老けて見えてしまいますからね。山根さんが着けている(ドイツ式ブリッジ)のは違和感がありませんでしょう?
山根
周りの人は、ほとんどが私の歯が入れ歯だとは思っていません。年齢の割にずいぶんきれいな歯をしているねと言われます。何しろお口の中にメルセデスを入れているわけですから(笑い)ベンツみたいにお高くはありませんが、使い手にとって、とても価値があることは同じですね。
フィット感が抜群な上
着脱が自由なためメンテナンスも楽らく
吉田

ドイツ式ブリッジの特徴は、クラスプと違い入れ歯が沈まない、横揺れがしないということです。その上、レバーを自分で開けない限り、口を大きく開けてもはずれないので安心感があるため、歌手や俳優で愛用している方もいます。
山根
取りはずしも楽ですし、お手入れもとても楽です。
吉田
ブリッジだと取りはずしができないため歯間ブラシが必要です。ドイツ式ブリッジは、着脱が簡単ですから、歯ブラシだけでお掃除が可能ですからね。入れ歯の方の悩みのひとつ、セルフメンテナンスの時間が大幅に短縮できますね。
Question
吉田先生は入れ歯をしている方のメンテナンスを積極的に行っていると伺っていますが。
吉田
はい、プラークを除去して骨が破壊されるのを防いでいます。そして、レーザーを歯周ポケットの病的な所に照射させることで、不良肉芽(にくげ)を飛ばし、細菌を死滅させています。そのため当院でドイツ式ブリッジを作られた方は、お口の中が健康なため、いつまでも同じドイツ式ブリッジをお使いいただけます。
生涯ひとつのブリッジで十分です
Question

普通入れ歯をしている方は、引き出しに平均4つ入れ歯が入っていると言われています。それだけ長期間入れ歯がピッタリと合うことは稀だということになります。その点、山根さんはいかがですか?
山根
4つも持っているのですか? 今、私が使っているのは吉田先生に作っていただいたひとつだけです。
吉田
ドイツ式ブリッジは隣の歯が虫歯になったりしてもそこだけ修理したり、付け加えたり対応は出来ます。ブリッジをお使いの多くの方は、メンテナンスがしづらいため日頃のお手入れが疎かになりがちです。すると歯肉が落ちたり歯茎も痩せてきたり、ますます使っているブリッジが合わなくなるという悪循環に陥り、その結果ブリッジの作り直しを繰り返すことになります。ドイツ式ブリッジは外側のブリッジをはずすと、ブリッジを支えている歯は孤立してブラッシング等は行い易いので患者さんのメインテナンスは容易です。
Question
そうしますと、山根さんが10数年も同じ入れ歯を使っていられるのは、ドイツ式ブリッジを作る歯科医と歯科技工士の技術の高さと、ブリッジ自体がメンテナンスしやすい構造のため、その効果の賜物といえますね。
山根
そうですね。そう言われれば、そんなこと考えてもみませんでしたが、私の知り合いもブリッジをしていながら歯科医院にメンテナンスに通院する方は少ないような気がします。
吉田
ドイツ式ブリッジは堅牢にできていて20~30年持ちますから、生涯に何回も作り直す保険のブリッジに比べてトータルでみれば料金は安いことになります。何よりも合わないブリッジにストレスを感じることなく、日々の生活を送れることは、お金には代えがたいことです。
激しい卓球の動きにも、見た目にも全く問題ありません

山根
私は卓球をしています。趣味の領域を超えて千葉県のシニアの代表としてやっていますので相当激しい動きをしますし、歯を食いしばったりもしますが、ぜんぜん問題ありません。
Question
話すことを職業にして入れ歯をしている方は、入れ歯が落ちないか気になると聞きますが、卓球をするうえでも入れ歯が気になるのですね。
山根
そうですね。実際は入れ歯が落ちることは稀なことなのでしょうが、そういうことが頭をかすめることで、いいプレーはできませんから。吉田先生に作っていただいたこのドイツ式ブリッジははずれることやずれたりすることなどありえませんし、自分が入れ歯をしていることをそもそも忘れていますから(笑い)、何の不安もありません。
Question
吉田先生に出会わなければ、今のように本格的に卓球を続けていないかもしれませんね。ドイツ式ブリッジを10数年前に作って以来、激しい動きをする卓球を続けながら新しく作り直したことがないと聞いていますが?
山根
はい、1回もありませんね。Question
山根さんは見た目からは、まったく入れ歯とはわかりませんが、入れ歯をすることについて、精神的にはいかがですか?
山根
やはり嫌ですね。何か年寄りになってしまったようで。しかし、入れ歯なってしまったことは仕方がないので、せめて人には入れ歯とわからないようにドイツ式ブリッジをしたいですね。明らかに自然な歯の色でなかったり、不自然な形をしていたりする方を見かけることがありますが、私には耐えられませんね。吉田先生はその点、絵画の才能もおありで機能面だけでなく、審美性や見た目も安心してお任せできます。私もビーズのアクセサリーを作ったりしていますので色と形にはこだわります。
インプラントよりも患者さんの体に優しい

Question
吉田先生と患者の山根さんのお話を聞いていますと、山根さんには敢えてリスクの高いインプラントをする必要を感じませんね。
吉田
そうですね。インプラントは現代の歯科医療がたどり着いた素晴らしい技術であることは間違いありません。ただ、現在多くの歯科医院で勧めているほど適応する患者さんは少ないのではないでしょうか。私の診療室にもドイツのKavo社製のイントラサージ(インプラント稙立時骨を削る機械)も材料もありますがドイツ式ブリッジを選択するとインプラントを使用する患者さんは少なくなっています。ドイツ式入れ歯はインプラントに頼らなくてもほとんど対応できます。また土台にインプラントを使用した入れ歯の場合でも、上部構造は患者さんが取り外しのできるドイツ式ブリッジにしています。
Question
ドイツ式ブリッジで患者さんも満足していまうのでしょうか、吉田先生の医院のようにレーザー等を使って治療後のメンテナンスをしっかりしている医院でしたら、インプラントも安心ですね。
吉田
患者さんがご自分で取りはずしできないインプラントには、施術後の定期メンテナンスは必須です。しかし、それ以前にインプラントは素晴らしい治療ですが70%以上が生活習慣病を持つ中高年の方に、簡単にインプラントを勧めることはできません。それと現代の歯科治療ではメンテナンスは欠かせません。
Question
おっしゃる通りと思います。インプラント治療は、それに見合う健康体があってこそですね。
吉田
それと、メンテナンスですね。
Question
山根さんの例からも、入れ歯の技術が高く、審美性もクリアしていれば、敢えてインプラントを選ぶ必要は感じませんね。
山根
私は吉田先生と出会ったため、最近よく聞きますインプラントが、何故それほど素晴らしいのかわかりません。吉田先生に作っていただいたこのドイツ式ブリッジは、インプラント以上に素晴らしいと思います。何よりも中高年の健康や体力にあった優しさが吉田先生の入れ歯の魅力です。
吉田
患者さんにそうおっしゃっていただけることが、歯科医師としての最高の報酬です。
山根さんが作成したビーズアクセサリー








