患者の声01

今回の患者さんは都内の名門小学校で校長をされていた新見さんです。新見さんは78歳とは思えない肌艶で滑舌もなめらか、その上ダンディーなお方です。お話も元校長先生だけあって理路整然とていねいにご説明してくださいました。

Question

早速ですが、新見さんが最初に吉田先生の医院に来院されたのはどのような経緯だったのでしょうか?

新見

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はい。初診は平成6年です。校長時代に歯周病で苦しんでいる時に、家内の友人に女医さんがいまして、その縁で吉田先生を紹介していただきました。 歯周病治療ののち、先生に勧められてドイツ式入れ歯にしました。本当に命を救ってもらったという思いです。

吉田

始めて当院にいらした際は、新見さんはバネ式の入れ歯をしていらしたことを覚えています。

新見

はい。それが初めての入れ歯で、ある歯科医院でつくっていただき、上顎に入れていました。

Question

初めての入れ歯はうまく噛めないことが多いと思いますが、いかがだったでしょうか。

新見

慣れるまでは大変でした。笑い話のようですが、上顎の入れ歯がくしゃみをした時に飛んでしまいまして(笑)。飛んだ衝撃で修理が必要になったのですが、当時通院していた先生になんて申し上げていいのか分からなくて、なかなか治療に行けませんでした。

Question

教員時代に入れ歯になったのでしょうか?

新見

教員の時ではありません。先ほど申し上げましたように校長時代は歯周病で悩んでおり、吉田先生に徹底して治療をしてもらっていましたが、退職後にこのままでは歯をつくらなければどうしようもない状態になりまして、入れ歯にする決断をしました。

吉田

当院に来る前の歯医者さんでは歯周病治療をしなかったのですか?

新見

他院でも歯周病の応急処置はしてもらっていましたが・・・。それから吉田先生に徹底的に診てもらいました。

Question

歯周病治療は早期からの定期管理をしていないと天然歯は持たないですね。歯周病治療を専門としている歯科医師は日本では数%しかいません。吉田先生は歯科大学卒業後もご自分で勉強なさったと聞いております。

吉田

はい。著名な歯周病の先生の講習会に行ったり、歯周病治療を得意とする先生のもとで勉強したりしました。

Question

新見さんは、初めて入れ歯になって何か違和感のようなものはありましたか?

新見

はい、息漏れしてしまい発声が難しく、人前で話をすることができませんでした。しかしドイツ式入れ歯に変えたらいたって快調でした。見た目も機能にも満足していました。

入れ歯が身体の一部になって、入れ歯ということを忘れている

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吉田

当院では塀を並べるように平面的に歯を並べるのではなく、その人の顔の形と表情に合わせて顔の特徴が自然に見えるよう、その人その人にあった並べ方をしています。他人が見ても入れ歯とは分かりません。

Question

歯科は心臓や脳外科等の直接命に関わるものではなく、どちらかというと生活医療といわれています。新見さんがおっしゃったように発声・会話ができるようになった、そういったことに貢献しないと歯科の価値というものはなかなかでてきません。 噛めるけれどガタつくというのは一流の歯科医院の価値とは言えません。見た目と機能の両方が自分の歯のように回復されるということで、吉田先生の患者さんは満足なさるのだと思います。

吉田

ただ噛めるというだけではそんなに高額な治療費を出さなくてもいいのかも知れませんが、安心して噛める、大きな声で笑える、歯を見せて会話ができ明るく元気になれる入れ歯、つまり患者さんの生活の質を上げてくれる入れ歯には、それ相応の価値があると思います。当院の入れ歯は、そういった点を重要視しています。

新見

通院で吉田先生とお話をすることでだんだんと親近感を持ちました。質問したいことも増えてきて、施術中の細やかな技術や調整等、どういう個所に気を付けているのか聞いてみたら、ぼそっと「センスかな」とおっしゃったことが忘れられません

吉田

ハハハッ

Question

吉田先生は絵心もお有りで手先もとてもご器用ですから、歯科医としてのセンスには恵まれています。それにしましても、新見さんは本当に滑舌がいいですね。

吉田

実は今日は仮歯をいれたんですよ。それでも滑舌いいでしょう。

新見

吉田先生のホームページを見ていると、分からなかったことが本当によく見えてきます。私が付けているドイツ式入れ歯のことなんかも改めて理解することができました。ホームページの「患者さんの声」のページを見ていると本当に面白いですよね。「入れ歯が身体の一部になって、入れ歯ということを忘れている」という患者さんのページを読んで、僕も本当にその通りだなと実感しています

健康な歯を守るドイツ式入れ歯の価値を伝えたい

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Question

新見さんは入れ歯のセルフメンテナンスもお上手と吉田先生からうかがっています。子供のころから今までの歯科体験はいかがでしたか?

新見

子供の頃は、虫歯がなくて表彰されたこともあり、ほとんど歯科医院には行ったことはありません。成人してから徐々に悪くなったのだと思います。教員時代は歯科医院には、痛みがあった時に通う程度でしたね。教員を退職して 入れ歯をくしゃみで飛ばして以来、入れ歯を長持ちさせるために以前通院していた先生に言われて、しっかりと守っていることは、洗う時のお湯の温度等でしょうか。そうした細かいところにも気を使っております。

Question

入れ歯を得意とする歯科医は意外とすぐに抜歯をする傾向がありますが、吉田先生の素晴らしいところは、歯を残すように治療をした結果、最終手段として入れ歯という考え方をお持ちになっていることです。また、吉田先生は歯周病の処置も熱心ですし、その後のメンテナンスもできるということで理想的な診療所だと思います。入れ歯を入れた後でも残った歯をできるだけ残そうとします。

吉田

抜歯した方が早い場合もありますが、歯を抜いてしまうと入れ歯を入れるのにむずかしい場合もあります。 なかなかあきらめないんですよ(笑)、歯は痛みがなく他に悪い影響を与えなければ自然に抜けるまで使います。

Question

新見さんの場合は、自由診療のドイツ式入れ歯ですので、満足感が高いと思います。しかし多くの方の使用する保険の入れ歯は、特に機能面で使用感が良くないため、一人で4〜5個持っているのが平均的です。新見さんは入れ歯をいくつおもちですか?

新見

吉田先生の所でつくったもので2組ですね。皆さんは、そんなに多いのですね。

Question

吉田先生の入れ歯の患者さんは、ほとんどの方が2組の入れ歯で十分なはずです。

吉田

はい、そうですね。バネ式の入れ歯は、材質、設計よりバネをひっかけている健康な歯をダメにしてしまうことがあるのでお勧めしていません。ドイツ式入れ歯ですと、健康な歯への負担が少ないので、自分の歯を大切にする観点からもさらに普及して欲しいですね。

インプラント施術は口と全身の状態を考慮して

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Question

例えば新見さんの場合、選択肢としてインプラントは考えませんでしたか?

新見

中途半端な知識で、私の場合はもうインプラントでないとダメですか?と先生にお聞きしたら、インプラントでなくて大丈夫ですよと。

吉田

新見さんの場合は歯周病が重篤でしたので、インプラントにした場合は保たないと考えて、ドイツ式入れ歯をお勧めしました。インプラントの方が有利な方には、もちろんそちらをお勧めしますけれど。

Question

マスメディア等でインプラントに関して批判的なことをよくいわれているのですが、インプラント自体には問題はありません。ただ適応する骨や全身の健康状態を持っている人が少ないことが問題で、その診断をしてインプラントか入れ歯か判断する歯科医師の力量や倫理観が問われているわけです。

吉田

患者さんがインプラントを希望しても応じられない場合も多々あります。 成人で歯周病の方は軽度も含めて8割いますし、糖尿病などの生活習慣病の方も多いですから、インプラントに合う方はそんなにいないと思います。仮にインプラントにした方は、定期的にメンテナンスに通わないとリスクが高いと思います。そのようなことから、審美性も機能性も回復できるドイツ式入れ歯をお勧めする場合の方が多いのです。

総義歯でお煎餅もバリバリかめます

吉田

平成15年辺りに総入れ歯になったと思うのですが、ドイツ式入れ歯から総入れ歯に変わって何か違いはありましたか?

新見

食事も特に問題ありませんでした。普段聞いていた総入れ歯の話に比べ、プラスの要素ばかりですね、お煎餅もバリバリ音を出して噛めるようになりました。

吉田

総入れ歯になって不安な点はありましたか?

新見

ドイツ式入れ歯時代とは違い、レバーがない分、多少気になります。もちろんちゃんと吸いついている感覚はありますよ。

吉田

接着面が入れ歯と粘膜の間が真空になって外れにくくなっていますからね。

新見

運動したり、力を入れたり、孫を抱いたりする時は、調子が良いですね。 ところで、私が感動して今でも心に残っていることは、吉田先生の医院が以前は駅前にあった時、診療前に朝礼をやっている姿を見て、その日の治療に関する話を熱心にしている姿を見たことなんですよ

吉田

今でもやっていますよ(笑)

新見

そのような先生に治療をしてもらうので安心しています。今後ともよろしくお願いいたします。

吉田

医院のスタッフも新見さんが来るのをいつも楽しみにしていますよ。